院長コラム

食事を見直す「続:カルシウム神話」編

2011年8月4日

前回から「カルシウム神話」についてお話ししています。
「ミルク神話」でお話ししましたが、お米を食べる民族にはミルクは必要ではありません。
では、我々は何からカルシウムを摂取すればよいのでしょうか。
答えはお米に合う「豆」と「海草」です。
お米はほぼ完全食品です。しかし必須アミノ酸であるリジンだけが不足しています。
それでほぼ完全食品なのです。必須アミノ酸であるリジンは豆に多量に含まれています。
それで我々の祖先は豆や豆の加工品を発達させました。納豆、豆腐、味噌、しょう油、
おから、ゆば、などです。自然をよく理解し、よく観察し、よく見透かした結果です。
日本は多雨地域です。多雨のため土壌からカルシウムが河川を経て海に流出します。
そのため日本の野菜にはカルシウムが少ないのです。それを補うのが海草です。
ワカメ、ヒジキ、ノリなどです。味噌汁にワカメと厚揚げは理想的な組合せです。
豆と海草の組合せなのです。我々に必要な食品の組合せがしだいにはっきりしてきました。
米と海草入りの味噌汁とぬか漬けです。ぬか漬けは発酵食品です。
日本の発酵食品は3つあります。
納豆、味噌汁、ぬか漬けです。チーズやヨーグルトではありません。
カルシウムは「豆」と「海草」から摂取しましょう。
それで不足することはありません。