院長コラム

食事を見直す「くだもの神話」編

2011年8月4日

今回は「くだもの神話」についてお話しします。

くだものは身体によいという神話がはびこっています。
主食を摂らなくても、くだものを食べていれば健康によいと信じている人さえいます。

ほんとうにそれでよいのでしょうか。

日本に古来から伝わるくだものが2種類あります。万葉集に出てくるくだものです。
それは柿と栗です。日本古来のくだものは、たった2種類なのです。
それ以外のくだものは外来種です。本来くだものは必要ではなかったのです。

最近のくだものは、品種改良(改悪と思っていますが…)によって糖分が非常に増加しています。
甘くなければ売れないからです。外国のくだものは、これほど甘くはありません。
余分な糖分はすべて脂肪として貯蔵されてしまいます。
特に、夕食後のくだものは避けるべきです。脂肪になりやすいからです。

熱帯産のくだものは、身体を冷やすために熱帯の人々が食べるのです。
温帯地に住む我々が食べると、身体が冷え、いわゆる冷え性の原因となります。
くだものを多食する冷え性の女性を多く診察するようになりました。
くだものを食べすぎると身体が冷え、むくみやすく、化粧ののりが悪くなります。
健康によくないのです。

くだものは温帯産のもの(さくらんぼ、甘くないリンゴやみかん、柿や栗)を朝食後の
デザートとして少量、摂取して下さい。

けっして夕食後にテレビを見ながら食べないで下さい。