院長コラム

食事を見直す「健康食品神話」編

2011年8月29日

今回は「健康食品神話」についてお話しします。

今だに健康食品ブームは続いています。以前「紅茶キノコ」なる
ものが流行しました。その後実にいろいろな食品がブームになり、
すぐにすたれてゆきました。最近ではアガリスク、プロポリス、
イチョウ葉エキスなどなどです。

さらに1991年、日本政府がとんでもない制度を導入したのです。
特定保健用食品、略して『特保』といわれるものです。

しかしこれらの食品を摂取すれば健康の増進や維持に役立つという
証明は全くなされていません。このような食品を認可する厚生行政
には全くあきれるばかりです。

更には『栄養機能食品』という制度も導入されました。これは認可が
必要なく表示できるものです。内容物が本当かどうかのチェックは
全くありません。

問題はこのような食品に目を向けなければならない日常の食事です。
インスタント食品や外食ばかりにたよっている食事が問題なのです。

かつて米国は栄養素的に満点の食生活を送っていました。牛肉と
少量のジャガイモをとり、不足分はカプセルで補っていたのです。

その結果は、御存知のとおり、世界一の大腸癌、心筋梗塞、乳癌の
発生をみたのです。米国では日本食が見直されています。パンや
ミルクをやめ、本来の和食中心の食事にもどらなければなりません。
健康食品など必要ありません。