院長コラム

食事を見直す「だまし食品」編

2012年7月25日

安全な食品を選ぶためには、努力が必要です。覚えなければならないことがあります。
食品の表示の見方・読み方についての知識を持たなくてはなりません。

原材料表示、原産地表示、生鮮食品と加工食品、期限表示、遺伝子操作表示、有機食品表示、特定JASマーク、などを正しく判定できなくてはなりません。

たとえば、生鮮食品と加工食品の区別が必要です。なぜ区別が必要かというと、生鮮食品には添加物の表示が義務付けられていないのです。

又、ソーセージなどの加工食品の場合、原材料の産地表示は必要ありません。さらに、加工食品の水産品が養殖か、解凍かの表示も不要なのです。

これらをうまく利用すると、いろいろ細工ができます。養殖のタイは他の刺身と合わせて二点盛りにすると加工食品となり、養殖の表示をしなくてもよいのです。輸入カツオを高知でたたきにして、加工品とすると、原産地表示は必要ではなく「高知のカツオのたたき」として店頭に並べられます。

表示のからくりを見ぬくには、しくみをきちんと理解しなくてはなりません。食品のおもての表示などどうでもよいのです。

このような「だまし食品」がスーパーに並んでいるのです。表示のからくりについて詳しく知りたい方は、日本子孫基金が出版した『食べるな、危険!』講談社、を是非、目にして下さい。