院長コラム

食事を見直す「続・塩の真実」編

2012年8月8日

塩田がなくなった日本では天然塩の入手は困難です。
塩田はすべて、石油コンビナートにかえられたからです。
沖縄で海からの天然塩が製造されています。
塩の主成分である塩化ナトリウムの濃度は約86%です。
海からの塩にはカリウムやマグネシウム、カルシウムなどのミネラル成分が含まれているからです。
岩塩以外に、これより高い濃度の塩は合成塩です。95%の天然塩には気を付けて下さい。
一日一人あたりに必要な食塩の量は、いまだ定かではありません。厚生労働省の調査によると、現在日本では平均約13グラム弱摂取しています。主食が米である我国では、どうしても塩の摂取量が増えがちです。ひとまず10グラム以下を目指して下さい。

主な食品の一食あたりの食塩量を知っておくと便利です。味噌ラーメン14グラムを筆頭に、ラーメンやうどん類は10グラム前後です。スパゲティや幕の内弁当、中華丼で5グラムあります。塩かずのこ5.2、塩鮭4.9、練りうに3.5、イカ塩辛3.4、たらこ2、あじ干物2.4、梅干し2.1、たくあん2.1、など白米にあう食品に多く含まれています。又、加工食品であるハム、ソーセージ、かまぼこ、ちくわ、はんぺんにも防腐効果も込めて多く含まれています。寿司米一合あたり4グラムの塩が入っています。寿司を食べた夜中にのどが渇くわけです。

三~四週間減塩を続けると、食塩嗜好は低下し、その味に慣れてきます。その逆ももっと簡単に慣れてしまいます。油断しないように気をつけましょう。