院長コラム

食事を見直す「怪我対策システム」編

2012年9月10日

人類の歴史は、飢餓、怪我、感染、乏塩との戦いの歴史でした。

怪我対策システムとして止血系を発達させました。瞬時に出血を止める必要があったのです。
血液凝固因子をカスケード状(滝状)につないで加速度的に出血から体を守ったのでした。

叉、NO(一酸化窒素)という気体を利用するというシステムも創りあげました。
それでヒトの血液はきわめて容易に凝固してしまうのです。

この止血系システムは血栓を形成しやすく、脳梗塞や心筋梗塞や下肢の壊疽を招くことになります。
血液をサラサラにする努力が必要となります。

牛の体温は39度C以上です。
牛肉の油を摂取すると、我々ヒトの身体の体温36~37度Cでは固まりやすくなります。
スキヤキをした翌日のなべの上に浮いた脂を思い出して下さい。

DHAやEPAといった魚の油は我々の身体の中で溶けます。
獣肉を避けて魚貝類を中心にした和食にしましょう。

叉、甘い物は中性脂肪を上昇させドロドロした血液となります。
やはりあまいものとあぶらを避けましょう。
ご飯を中心とした伝統的な和食が最良の対策です。

次回は感染対策システムについてです。