院長コラム

食事を見直す「糖尿病の食事療法」編

2012年9月25日

今回は、糖尿病の食事療法について、お話しします。
糖尿病の食事療法で、食べてはいけないものは何もありません。
食べ過ぎなければよいわけです。

普通に食べていて、カロリーがコントロールできているのがベストです。
毎食毎食、細かなカロリー計算をしながら、食事をすることは、大変な努力がいります。
あまり長続きしません。

もっとも簡単な方法は、伝統的な和食にすることです。
和食は本来、動物性油脂が少なく、高蛋白質でなく、高炭水化物食です。
それで、自然とカロリー制限されているのです。ごはんと味噌汁と煮野菜と魚類が主となります。

ドイツ医学が日本に流入するとともに、ドイツ栄養学も入ってきました。
食品交換表にある、くだものと乳製品は、本来日本人の食べものではありません。
ヨーロッパを中心とするまずしい食生活の中から生まれたものです。
くだものや乳製品をやめて、そのぶん、ごはんを食べて下さい。
ごはんを減らすと、お腹が空いて、間食をしてしまうことになります。
もっとも悪いパターンです。エネルギーの70%を炭水化物で摂取して下さい。
ごはんをしっかり食べて、おかずを減らせばよいのです。