院長コラム

食事を見直す「胃潰瘍と十二指腸潰瘍」編

2012年11月20日

今回は、胃潰瘍と十二指腸潰瘍についてです。
初めて、潰瘍ができる主因は、ストレスです。
消炎鎮痛剤(解熱剤や痛み止め)による場合もあります。
潰瘍が再発する場合は、ヘリコバクター・ピロリ菌に感染している場合です。
再発をくり返す難治性潰瘍は、ヘリコバクター・ピロリ菌を除菌すると、再発しなくなります。
ピロリ菌に感染していないと再発しにくく、ピロリ菌に感染していると、再発をくり返しやすいのです。
潰瘍と診断した時点で、ピロリ菌感染の有無を、まず検査します。陽性の場合の治療の第一選択は除菌療法です。陰性の場合は、通常の内服治療です。胃潰瘍は8週間・十二指腸潰瘍は6週間内服します。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の方は、次に挙げる食品を避けて下さい。
まず、胃酸の分泌を亢進させる乳製品、牛乳、チーズ、バター、ヨーグルト、クリームを避けて下さい。
酸っぱい食べ物も、胃酸がたくさん分泌され、潰瘍の治癒が遅延してしまいます。
ミカン類、うめぼし、酢の物などです。
胃粘膜を刺激する食べ物、唐辛子、ワサビ、七味、キムチ、カレーライス、タバスコも避けて下さい。
アルコール類も胃粘膜を障害します。禁酒が必要です。
カフェイン類、コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶も症状が悪化します。
水、むぎ茶、ばん茶、ほうじ茶、玄米茶にして下さい。