院長コラム

食事を見直す「遺伝子診断」編

2013年2月1日

サインポスト遺伝子診断
人より太りやすい体質のような気がする、同級生でも若々しい人がいる。そう感じたことはありませんか。肥満遺伝子や老化遺伝子が関連していることが、判明しだしました。心筋梗塞や脳梗塞を起こした人が、
身近にいる、糖尿病家系では、と感じたことはありませんか。それに対応する酸化ストレス・アンチエイジング遺伝子、インスリン抵抗性関連遺伝子が見つかってきました。

一人一人の遺伝子は微妙に異なります。そのヒトの遺伝子62個の差異が、5mlの血液で判明することが出来るようになりました。これら62個の遺伝子を、肥満、酸化ストレス・エイジング、血圧・血管、脂質、インスリン抵抗性、血栓、炎症・免疫、骨・その他の8つのカテゴリーに分類し、それぞれの組合せにより、疾患の発生しやすさを調べます。糖尿病、高血圧、脂質異常症などは、遺伝因子と環境因子(生活習慣)の組合せで決まります。動脈硬化症の場合、環境因子と遺伝因子の関与する比率は、50対50です。心筋梗塞では40対60、脳梗塞では60対40、糖尿病では70対30です。ある疾患が発生しやすい遺伝子を多く持っていると判明すれば、それに対応する生活習慣の修正が見えてきます。どのような食事をし、どのような運動をすればよいのか、具体的方法がより明確にわかるようになりました。叉、どの系統の薬剤が有効なのかも、この検査でもわかるようになりました。オーダーメイド医療の始まりです。

一生に一度の検査です。是非、受けてみて下さい。ただし保険外検査(自費)です。