喘息とは

喘息とは自らコントロールする病気です

喘息は、発作さえ押さえていれば健康なころと同じような生活が送れます。
発作を未然に防いで、うまく病気をコントロールできるよう、根気よく立ち向かうことが大切です。そのためにも、正しい知識をもち、治療法を良く理解し、実践することによって、発作のない時期をすこしでも長くし、快適な毎日が送れるように努力しましょう。

喘息とはどのような病気

3つの特徴があります。

(1)肺機能の変動性

季節による差(春と秋に発作が起こりやすい)
時間帯による差(夜間から早朝に発作が起こりやすい)

(2)肺機能の可逆性

十分な治療をすれば肺機能は正常になる
季節や時間帯、治療により発作が起こらないときは
健康な時と同じことができるはずです

(3)気道過敏性

気管支の表面が常に軽い炎症を起こしていて、敏感になっている状態です。
やけどのあとの水疱がはげて、身が露出し、ヒリヒリする状態を想像してください。ちょっとの刺激で、気管支が細くなってしまいます。根気よく薬を塗って皮が早くはるようにしましょう。

この気道過敏性を抑える薬が吸入ステロイドです

気道過敏性は発作のないときも存在しているので、日ごろからしっかりと気道過敏性をおさえる予防の治療が大切です。


イソップの寓話に、アリとキリギリスのお話があります。発作が起こったときだけ病院に行くのはキリギリスと同じです。いつ発作が起こるか分かりません。根気よく、毎日予防の吸入をするのはアリです。アリは決してひどい発作を起こしません。毎日、安心して元気に働けます。ですから、自己判断で薬を中止したり、通院を止めたりしないでください。
ピークフローメーターと日誌を使って、ご自分の肺機能を記録しておくと、発作が起こる前兆を自分で発見できるようになります。肺機能がいつも正常になるように、予防の治療を忘れないようにしましょう。