院長コラム

食事を見直す「牛乳の害について」編

2012年9月15日

今回、再び、牛乳の害についてお話しします。
現在、乳牛の飼料の中に、農薬や、抗生物質や、遺伝子操作した作物が含まれています。
これらの異物がヒトの体内に入ると、アレルギー疾患を引き起こしやすくなります。
さらに牛乳の生産量を増加させるために、日本の乳牛は全頭、牛成長ホルモンが注射されています。人にとっては環境ホルモンとなり、免疫力や抵抗力の低下につながります。
牛は我々ヒトと同じ哺乳類です。哺乳類の蛋白成分がヒトの身体に入ってくると、
リンパ球は異物の侵入と認知し、攻撃をかけます。アレルギー体質になりやすくなります。
日本人の約85%が乳糖不耐症です。牛乳に含まれる糖分である乳糖が分解できないのです。
その結果、コロコロ便や軟便を繰り返す過敏性大腸炎の大きな原因となります。
ヨーグルトには乳糖は含まれませんが、ガラクトースという糖が含まれています。
乳糖分解酵素を持たない日本人は、同じくガラクトース代謝酵素も持っていません。
ヨーグルトを食べても過敏性大腸炎は起こります。
牛乳、チーズ、バター、ヨーグルト、クリーム類は避けるべきです。

よくテレビで、牛乳やヨーグルトには、カルシウムが含まれていると宣伝しています。
確かにカルシウムは含まれていますが、カルシウム以外にリン(P)が多く含まれています。
そのため小腸でカルシウムが吸収されるとき、リンと結合してしまい吸収が阻害されてしまいます。牛乳を飲んでもカルシウムの補給にはなりにくいのです。
アメリカの女性は日本人の5倍、牛乳を飲んでいます。しかし骨折はアメリカ人の方が多いのです。骨が丈夫になることと、乳製品の摂取量とは正の相関はありません。

カルシウムは、大豆や海草から摂取して下さい。
ワカメ入りのミソ汁を毎日食べて下さい。