千里山病院では2015年から大阪大学医学部附属病院疼痛医療センターと協力して、
慢性の痛みで苦しんでいる患者さまに短期間の入院によるリハビリ治療に取り組んでまいりました。
「集学的治療」といって、医師だけではなく理学療法士、作業療法士、臨床心理士などが積極的に係わります。
このような痛みに対する集学的なリハビリ治療は、日本ではあまり行われてきませんでしたが、
海外では効果があることが知られていて広く行われています。
集学的痛みセンターでは、他の医療機関と連携しながら、入院や外来での集学的治療を行っております。
毎週月曜日 13:00~16:00(祝日、年末年始は休診)
千里山病院 地域連携課を通して予約してください。 TEL:06-6385-2395
集学的痛みセンター外来では、痛み専門医師、療法士、臨床心理士による評価の結果、治療方針を決定し、
今後の治療内容について詳しく説明いたします。※当院は自賠責保険には対応しておりません。
【医師】
柴田政彦(奈良学園大学 保健医療学部 教授)
高橋紀代(篤友会千里山病院 リハビリテーション科医)
【臨床心理士】
安達友紀 榎本聖香
電話相談窓口 TEL:06-6385-2395
相談日:毎週水曜日・木曜日 9:00~17:00
*上記以外の電話相談は、対応できない場合があります。
慢性腰痛、関節の痛み、手足のしびれ感など3ヶ月以上続く慢性の痛みやしびれのために日常の生活や仕事に支障をきたしている方
3週間(患者さまによって期間が変わることがあります)
疼痛管理スキルの獲得、運動習慣の定着、活動の質と量の向上、生活リズムが整う、就労状況の改善
・基礎体力測定、職場の実際の動作分析などの評価
・1日2時間の療法士による個別訓練
(筋力強化やストレッチ、有酸素運動などの運動療法、職場の実際の動作に準じた動きの指導など)
・医師、療法士、臨床心理士による講義
(慢性痛への対応、心理的因子と痛みとの関連、運動療法の効果など)
・その他、個人に合わせたトレーニングメニューを自分で取り組む時間が毎日スケジュールされています。